U-NEXTは月額2,189円(税込)でアニメや映画・ドラマといった動画作品から雑誌の読み放題まで見ることができる動画配信サービスです。
動画配信サービスといえばNetflixやAmazonプライムビデオなど他社でも数多く展開されていますが、月額2,000円を超えるサービスはなかなかありません。
それゆえ、U-NEXTは月額料金が高すぎる!という声を結構見かけます。
U-NEXTの料金が高めに設定されているのは、豊富なコンテンツ量や毎月貰える1,200ポイントの特典など理由は様々ではありますが、果たしてU-NEXTの料金がサービス内容を考慮した際に高すぎるのかどうか、徹底検証していきます。
まずはおさらい!U-NEXTの料金体系
サービス名 | U-NEXT |
料金 | 2,189円(税込) |
作品数 | 230,000(見放題作品数210,000) 2021/7月時点 |
画質 | フルHD/4K |
同時視聴 | 〇(同時に4台まで) |
動画ダウンロード機能 | 〇 |
複数アカウント | 1契約で合計4アカウントまで作成可能 |
特典 | 毎月1,200ポイント付与 |
無料期間 | 31日間 |
まずはU-NEXTの料金体系を説明する前に、簡単にサービス内容をまとめてみました。
U-NEXTは月額2,189円(税込)で約21万本もの動画が見放題になるサービスです。
見放題作品数は業界No.1を誇り、雑誌の読み放題や漫画などの電子書籍の販売が行われているなど、「見る」と「読む」がU-NEXTひとつで叶うサービス内容となっております。
動画ダウンロード機能やファミリーアカウント・同時視聴などのVODに欲しい機能は基本的に備わっており、毎月1,200ポイントが付与されるのが特徴的です。
それでは早速料金体系を見ていきましょう。
U-NEXTの基本プランは2,189円(税込)のコース
再三お伝えしていてくどいようですが、U-NEXTの基本プランは2,189円(税込)のコースとなっています。
ここで「基本プラン」と表記したのは実はもう1つ別のプランが存在しているからで、そちらは後程解説します。
他社と料金を比較すると、dTVやAmazonプライムビデオは月額料金が500円前後で、HuluやNetflixのベーシックプランであれば1000円前後の利用料となっているためU-NEXTの月額2,189円(税込)って実はめちゃくちゃ高いのではないか?と感じる方がほとんど思います。
まずは月額2,189円(税込)でどれほどの特典・サービスをうけることが出来るのか簡単に説明すると
- 21万本もの動画作品が見放題
- 110誌もの雑誌が読み放題
- 毎月1日に1,200ポイントが貰える
- 各種機能完備
これらのサービス・特典を受けることができます。
次の章にて実際にこれらのサービスがどれほどのものなのか、他社と比較しつつ考察していきたいと思います。
実は知られざる月額1,639円(税込)のプランが存在する
基本的にU-NEXTを利用している方は月額2,189円(税込)のプランを契約していることかと思いますが、実は月額料金が1,639円(税込)のプランが存在します。
1,639円(税込)のプランと2,189円(税込)のプランの違いは以下の2つだけです。
- 1,639円(税込)のプランは毎月のポイント付与の特典がない
- 1,639円(税込)のプランは1年以内に解約すると違約金5,000円が発生する
月額1,639円(税込)のプランは毎月のポイント付与がないのに加えて、契約から1年以内に解約すると違約金5,000円がかかってしまいます。つまり長期利用前提の実質の年会費プランということになりますね。
しかし、U-NEXTの魅力の一つのポイント付与がなくなってしまいます。個人的にU-NEXTをお得に使い倒すにはU-NEXTポイントの有効利用が必須だと思っているのでこのプランはオススメしません。
更に言うとU-NEXTの良いところは見放題作品数が豊富なところにもありますが、U-NEXTポイントを上手く活用することによってかなりお得にU-NEXTを使い倒すことができるのでU-NEXTポイントがないプランは論外だと思ってます。
次の章で、U-NEXTの月額料金2,189円(税込)という額はサービス内容に見合っているのか、本題に入って行きたいと思います。
U-NEXTの月額料金はサービス内容に見合っているのか
まず初めにU-NEXTの月額料金が高すぎるのかというと、以下のように結論づけることができます。
- サービス内容に見合った金額だが実際に支払う金額が2,189円(税込)は他社と比べるとやはり高い
- U-NEXTポイントの使い道がある人はかなりお得なサービス
これをもう少しかみ砕いて説明します。
U-NEXTの魅力は他社を凌ぐほどの膨大なコンテンツ量に加えて、必要な各種機能が揃っている、携帯アプリの使用感が抜群と全体としてのクオリティが高い点にあります。
複数の動画配信サービスに契約してみると分かるのですが、これらが全て揃っているサービスって案外なかったりします。
例えばHuluは見放題作品数が7万本とそこまで多くないのにかかわらず作品ラインナップは良かったりしますが、動画のストリーミング再生を別端末同士で同時視聴できなかったり、アニメのOVAや劇場版などが配信されていなかったりします。
Netflixでも同じで、海外作品やNetflixオリジナル作品にはかなり力を入れてるイメージがありますが、邦画やアニメはそこまで充実しているわけではなく、ファミリーアカウントや同時視聴可能台数を増やそうと思うと料金が高いプランを契約しなければなりません。
そういった意味で他社と比較した際に、U-NEXTは月額料金は高いものの、膨大な作品数と各種機能の面ではかなり優れているという評価をすることができます。
U-NEXTポイントの使い道がある人にはかなりお得なサービス
U-NEXTの月額料金を考えるにあたって作品数や各種機能が豊富なだけでなく、このU-NEXTポイントもかなり重要です。
毎月1,200ポイントが付与されるので実質毎月989円(税込)で契約できる!と謳ってるサイトが多数見受けられますが、これの真偽について考えたいと思います。
まず考えるべきはU-NEXTポイントの使い道があるかどうかです。
この使い道というのは、「ポイントが余っているからとりあえず何か書籍を買っておくか」とか「ポイントが余ってて勿体ないから適当に新作の映画見てみようかな」といった消極的なものではなく、U-NEXT上に目当ての作品があって、これを視聴したい!といったポジティブなものじゃないと意味がありません。
逆にU-NEXTポイントに使い道がある人は、他の動画配信サービスを契約していたらその分課金しないといけなくなるわけなので、U-NEXTの1,200ポイント付与特典というのは実質1,200円分得をするということになりますね。
次の章ではU-NEXTポイントの使い道についてみていきましょう。
U-NEXTでは欠かせないポイントの使い道4つと注意点
U-NEXTを契約するにあたって頭に入れておいてほしいこのポイントの存在。
本章ではU-NEXTポイントの使い道についてとその注意点について紹介していきます。
ポイントの使い道①:有料作品の視聴
ポイントの主な使い道1つ目は、言わずもがなレンタル作品(有料)の視聴になります。
基本的に新作・準新作や大人気作品がレンタル作品(有料)扱いになり、視聴するのに199-399ポイント程度必要になります。
他の動画配信サービスと比べるとU-NEXTはレンタルに必要な料金が比較的安めな印象です。
2年程前は新作を視聴するのに550ポイント程必要だったと記憶しているのですが、今現在では新作でもだいたい400ポイント程で見ることができ、準新作とかになると199ポイントで配信してるものがほとんどです。
人気作品や新作となると、結局課金しなきゃいけないのかよって思う方もいるかもしれませんが、基本的に他社サービスを使っても新作や人気作品はレンタル作品(有料)扱いなのでそこは他社サービスでも変わりません。
ポイントの使い道②:映画チケットの購入
実はU-NEXTポイント1500ポイントで、対象の映画館で使える映画チケット1枚と引き換えることができます。
筆者は基本的に映画チケット購入+レンタル作品の視聴にポイントを使っていますが、この使い方が一番オススメです。
対象の映画館も、イオンシネマや全国のMOVIXなど様々な劇場から選ぶことができます。
・イオンシネマ
・松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX)
・なんばパークスシネマ、大阪ステーションシティシネマ
・ユナイテッド・シネマ
・109シネマズ
・オンラインチケット予約「KINEZO」
・コロナワールド
映画館でちょくちょく映画を観に行く人にとってはU-NEXTポイント1ポイント=1円の価値だと思うので、実質989円(税込)で契約できるって言っても良いでしょう。
所持しているポイントが1500ポイントに満たない場合は、その差額分を登録してる支払い方法から引き落としという形で追加課金するだけで映画チケットを買うことも可能です。
またU-NEXTポイントを追加でチャージする際にクレジットカード決済でポイントを購入すると、1ヶ月後に購入金額の40%がボーナスポイントとして自分のアカウントにチャージされるので、これを使うことでかなりお得に映画チケットを購入したり、書籍・漫画を買ったりすることもできます。
これだけでU-NEXTに契約する価値があると思います。

ポイントの使い道③:電子書籍の購入
U-NEXTでは動画作品だけでなく、雑誌の読み放題や漫画やライトノベル・書籍にも力を入れています。
これらを購入するにはU-NEXTポイントが必要になります。
上で述べたポイントバックプログラムを使えばお得に漫画を購入することもできるので、アニメを見た後は原作漫画も読みたい!といったような方にもオススメできるサービスとなっています。
ポイントの使い道④:NHKオンデマンド見放題プランへの加入
ポイントの使い道4つ目は、「NHKオンデマンド見放題プラン」への加入です。
U-NEXTのオプションサービスの一つですが、「NHKオンデマンド見放題プラン」には月額990円(税込)の料金がかかります。
その支払いにU-NEXTポイントを使うことが出来るというわけです。
出典:U-NEXT公式サイト
U-NEXTポイントは有効期限に注意!
U-NEXTポイントには有効期限があるので注意しましょう。
毎月の特典として貰える1,200ポイントは90日間、追加課金して購入するポイントは180日間の有効期限があるため、失効する前に使い切りましょう。
U-NEXTポイントの有効期限は以下の手順で確認することができます。
・U-NEXT公式サイトにアクセスし、ログインする。
・U-NEXTポイントの欄をタップする
・今月失効するポイントが確認できます。
U-NEXTの利用料金が高すぎると言われているワケ
U-NEXTの月額料金が高すぎると言われている理由はやはり、実質負担額がいくらであろうと手元から2,189円(税込)という利用料金が毎月引き落とされるという事実にあると思います。
U-NEXTのサービス内容、スペックからポイントまで見てきましたが、これらを考慮すれば妥当な金額設定であると感じます。
しかし、お得に映画を観ることができたり漫画を購入できたりしても、毎月引き落とされる額が2,000円を超えていると体感的に高いと感じるのも当たり前でしょう。
総評:U-NEXTが高すぎると感じるかどうかは使い方次第
この記事を書いてる私自身はU-NEXTを継続利用して2年以上たちますが、確かに月額料金は高いなと感じるものの、サービスそのものに関しては大変満足しています。
何より月に1本ペースで映画を観に行くのでポイントを余すことなく(むしろ足りないくらい)使うことができているからですね。
しかし、いくら妥当な金額設定であってもポイントの使い道がない人にとってはかなり割高なサービスであることは間違いありません。
そのため、料金面・サービス内容ともに自分にあったサービスを利用するようにしましょう。
U-NEXTは31日間の無料トライアルを実施しており、まずは無料でお試しすることができるのでとりあえずどんなもんか試してみたい方は是非この機会にどうぞ。
登録時に600ポイント貰えるので、これを利用してお得に映画を観ることもできますよ!
Huluについては以下の記事で詳しくまとめているので興味ある方はこちらもご覧ください。
